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リリー・オブ・ザ・バレー

物事には,しかるべき時というものがあるのかなぁと思います。

生クリームがだめで,まったく食べられなかったケーキを,中学校に入ったら,急においしく食べられるようになりました。

たぶんこれは母親の作った苦いカラメルのせいだけど,プリンもおなじように思春期以降に食べられるようになったものです。

歳のせい?モノトーンかグレーしかなかった洋服のバリエーションが,25歳を超えて,次第にカラフルになってきました。色もの,嫌いだったはずなのに。

全く本を読まず,意気込んで買っても睡眠導入剤にしかならなかったのが,急に読みたくなり,今少しずつ,話題のものから読んでいます。ごく最近まで,学習障害だと信じていたくらい活字が苦手だったのに,わくわくするんです。

そしてタイトルは,香水の名前です。ペンハリガンのリリー・オブ・ザ・バレー。昔お土産にもらったもの。当時は香りに全く興味がなく,上品すぎるその香りに,特に気おくれを感じました。とても可愛い瓶に入っているので,しばらくは飾って眺めていましたが,劣化させるのも忍びなく,適当な人に譲ってしまいました。

今頃になって,記憶の中にあるその香りに包まれてみたいと思います。根っこに毒がある花というのも,今思えばナイスチョイス。

どうしてもこの心身に取り込めなかったものを,すんなりと受け入れられるときというのがくるのだと,そんな色々を通して,しみじみと感じます。

また,多くのものは結構長い間,自分の身近に留まって,そんな時を待っていてくれるのかもしれないなぁとも思います。それが自分にとって本当に必要なものであれば,いつかしっくりくる時が来るまで,そこにいてくれるのかもしれない。

あ~,なんとかしなきゃ!やばい,チャンスが逃げていく!・・・そんなことを感じながら,追い立て追い立てられるようにガツガツいくよりも,

無理はすまい,まぁお待ちなさい,というくらいの気持ちで構えているほうが,意外と物事はうまくいくのかもしれません。

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