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敷居

最近わが妹子が女王のようです。

修論提出1か月前で気が立っているのでしょう。なんか,機械を動かし続けて実験しているらしい。で,その機械が一度壊れてデータが飛んだらしい。

ストレス・・だよなぁ。ただし家族にとっては全くのとばっちり。

私も外にストレスがあると女王になるタイプだったので,気持はわからないでもないんですが,

彼女の4月からの就職先にストレスがないことを祈る今日この頃です。くわばらくわばら。

家を出て,ストレスをひとりで持ち歩くことを経験した結果思ったのは,

玄関を境に押すべき切り替えスイッチがあるということ。

たまに愚痴ったりするのはいいけど,家は家,外は外でやっていかないと,どちらも同じ気分で過ごさなきゃいけなくなるし,場合によってはどちらも楽しめなくなっちゃうんですよね。

好い悪いは別にして,とにかく外の所属先でのことだけで一日が終わっていくのは精神衛生上良くないよね。家庭のごちゃごちゃを外に持ち出すのもそう。

今,友達や家族と大学院のこと,非常勤先のこと,研究のこと,進路のこと等々,プライベートな場でも,聞かれれば喋るんだけど,普通,「へーそんな世界なんだぁ」くらいのリアクションでしょ,でも,それが楽です。

言っても仕方ないし,とかじゃなくて,聞いてもらってうれしいというそこまでで,たぶん十分,気にしてもらっているということだけで十分で,深く解ってもらって,助けてもらいたいとか,一緒に苦しんでもらいたいとか,そういうんじゃないんですよね。

「そうなの。 でさー,」と面白い話が続けば,嫌なこと全部忘れて楽しい。

逆に,同じ世界にいる人とは,予想外に深く解り合っちゃって,お互い余計にしんどい気持ちになることがあります。事情がよくわかる人といるという感覚はとても安心だし,頼もしいし,本当にしんどい時に,わかる人に聞いてもらいたいというのはあるけど,常に共有できるはずだから,という前提は,時に厄介なもの。

どっちも関係のもち方次第でとても心地よい関係が築けるはずだけど,間違えるとうまくいかないですよね。一番大事なのは,やっぱり玄関で切り替えるということなのかなぁと私は思います。

ここは外,ここはプライベートの空間,という区分け。

どっちかにどっちかを持ち込むのはいいんだけど,聞いてもらえて当たり前,ではなく,「外のことなんだけどね,聞いて」という気持ちで接すること。相手が話のわかる人かどうかというのは関係なく。

それで思い出したのが,「敷居」でした。うちには「敷居」はないんだけど,おばあちゃんの家にあって,小さい時に,「敷居は踏んじゃダメだよ。またぐんだよ」とよく言われました。

敷居とは自と他,内と外の境界,心のけじめなんですよね。

私自身,春から新しいスケジュールの新しい生活が始まりますが,このことには気をつけて,楽しく充実した生活にしていきたいと思います。親しき仲にも・・ともいうしね。

女王(笑)にも,注意はしても,いいすぎると逆効果でしょうね。それよりは,外のことを忘れちゃうような関係を作っていくほうに力を入れたいなぁと思います。

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