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心の授業

毎日.jpを読んでいたら,

「埼玉大:先生の卵に心の講座 卒業生自殺きっかけに」

http://mainichi.jp/select/today/news/20090217k0000e040070000c.html?link_id=TT004

という記事がありました。

私は大学で,心理学を学んでいる子や教職希望の子に「教育心理学」を教えているんですが,

教育心理学のベーシックな内容には,ここを操作すれば学習が起こるとか,こういうやり方でリーダーシップが取れるとか,こういう影響力があることには気をつけなきゃいけないとかいうことを,有名な実験の内容を見ながら学ぶ,みたいなのが多い気がします。

教え方次第なので,それを皮切りに,いろんなことを教えることは可能だと思うのですが,教えるスキルの少ない私では,どうしても理解中心,データ中心な話し方になってしまいます。

興味深い内容も多くて,「使ってみます!」とか「気をつけたいと思います!」とかいう反響はあるのだけど,

教職に対して特に真剣な子たちからは,「現場とはかけ離れた内容が多い」という意見が聞こえてきたりもします。

自分自身としても,

基本的な内容を押さえておく,というのも(試験もあるし)大事だけど,教育とか,子育てとか,理想論では全く片付かない世界でしょ,

だから,

「壁にぶつかったとき,思いだせば少しでも役に立つかもしれないこと」

を紹介しておきたいなぁといつも思っていて,15回の講義のうち3回程度は,新聞記事や身近な話題を中心に,自分も関わりうる身近な世界を感じ,考えてみようという授業をしています。理論や概念は二の次の授業というか。

トラブルを抱えた子どもに直面したときに,どんな理解やサポート(体制)があり得るか,とか,

自分自身にストレスにさらされうるリスクがどれくらいあって,実際ストレスを抱えた時に,どんな対処がありうるかとか。

私はそういうことの専門家ではないので,あんまり大きなことは言えないし,今時点では情報を提供するというより「考えてみる」どまりの授業という印象(反省)ですが,

そういう知識を提供している心理学もある,ということを少しでも知っておくことは,大きな意味をもっている,と思っています。必要になったときに,尋ねるべき場所がどこか知っているということは,結構大切でしょ。

ストレスマネジメントの授業も実用性があると思います。

一度受けてみたいです。

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