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化学反応

このやろう、と思いながら、卒論生の指導をしております 苦

もうちょっともがいてほしいなぁと思う親心、でも鬼になれば、諦めてしまう人もいるだろうという複雑な親心。卒論は、やっぱり出させてあげたい。

さて。

今、もっぱら従事している仕事は「人間関係の指導」というか、ファシリテーションというか。とにかく前に立って教える、ということがメインの仕事ではありません。

素直な子が多い大学なので、ファシリテートする必要はほとんどないラッキーな役回りですが、それでもやはり、何百人という学生を相手にしていると、

「こいつ、変わりやがれ」

とおもう学生さんにも会います(暴言失礼!)。あ、先生にも(さらに失礼!)。

自分を曲げない子、曲げ続ける子、しゃべりすぎ、しゃべらなすぎ、集中力なし・・・

色々なタイプがありますが、うまく言葉がけをして、その子個人が、ではなく、グループが機能し始めるよう仕向けるのが私の仕事。

小さなきっかけで、ぐんとエネルギーを帯びて前に進みだす、そんな光景を目にすることが何よりの喜びです。

変化は突然で劇的。

まるで化学反応のようだなと思います。

実験者(私)の知らないところで自然発生的に起こることのほうが多いから、貴重な体験なのです。最近、協同学習に携わる先生方との交流が増えつつあるのですが、とにかく熱く、現場志向で。そういう体験にやみつきになって、長年活動を続けていらっしゃるのかなと思います。

自分という存在は、どうしてこんなにも変われないものなのだろうということを、私自身、よく感じます。虚勢を張って、変わったつもりになることもあるのだけど、たぶん、残念ながらそんなのは誤差の範囲で、結局一つの数式や化学式の範疇に収まってしまっているんです。

あの人が言っていたこともそういうことだったのかもしれない、って思うことが最近多いです。私の性質が本質的には変わらないということは、たぶん他人のほうがよく知っています。私が今学生を見て思うように。

でも、化学変化は確かに起こります。出会う相手によって、関わり方によって、がらりと性質がかわることもあるということです。

信じて前に進みましょ。ね。

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