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出生前診断

あなたの赤ちゃんは99%ダウン症ですと言われて、世の妊婦さんはどう対応するんだろう。

羊水検査はそこまでの判別率があるわけでもなく、流産の恐れがあるらしい。

私は姉がダウン症なので、それを受けたクチですが、これは医者の強い勧めだったらしいです。
確かに、家族に2人ダウン症というのは相当な負担(手がかかるという意味)なので、それは仕方なかったのかなと思います。もしそうでも、母は育てる覚悟があったようですが。

でも変な話です。

今から生まれてくる子がダウン症じゃなかったからといって、何なんでしょうか。

とんでもなく頭が悪いとか、とんでもない非行に走るとか、若くして大病を患うとか、とんでもない相手と結婚してひどい目に遭うとか、

そういうことと比べて、何が違うんでしょうか。


生まれてくる子が苦労してかわいそうという理屈ならば、ダウン症の子はおそらく不幸を自覚しません。

まさに天使です。

ただ、周りの人には負担をかけるでしょう。天使はたまに舞い降りるからよいのであって、常にそこにいることは、やはり手がかかります。

いくつになってもそばに居てくれる幸せがどこかにありますが、居続けることの負担もあるわけです。これは障害のあるなしにかかわらず、子どもというものはそういうものでしょうが。


結局、親の負担感をコントロールしたくて検査を受けるのであれば、今後子どもから被りうる不幸に関して、先に挙げたようなことの予測が立つのであれば、どんどん検査して切り捨てちゃうんでしょうか。

何だか怖いです。

予測、予防、治療という3つのアプローチが、競い合って発展しているはずです。

私自身が親になるとき、どういう心境になるのかわかりませんので、私は検査しないとは言いません。でも、できるだけ自然な流れに、運命の力の向く方向に身をゆだねて、進んでゆけたらいいなと今は思います。

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